大切な人が抗精神病剤を服用しているという方への心構えや意識

ご家族やご友人、知人など「抗精神病剤を服用している」という方もおいでのことでしょう。今では、心療内科や精神科そして抗精神病剤に対して稀有な目を向ける方も少なくなり、環境としてはよいものとなりつつあるのです。今回は、「見守る側」の視点から抗精神病剤を見ていきましょう。

■抗精神病剤について理解をすること
心の状態がよくなるために服用をするものと理解をしている方は多いでしょう。しかし中には「服用しているのになぜ横になっているのか・元気にならないのか」などと思う場合もあるようです。向精神薬の中には、副作用として眠気をさそうものや倦怠感・脱力感を覚えるものなどがあるのです。

ですから、まずは薬の作用というものについて理解を示すことが大切でしょう。

■当人が薬を管理できないという場合
こちらは、ご家族の方が経験される可能性が高いかもしれません。服用している本人が薬を管理しきれない・指示通りに服用できないなどという場合です。そのような際には、ご家族の方が管理をするという方法でかまいません。薬局などにおいては、管理しやすいように1回に必要な薬剤を1包ごとにしてくれるなどというところもあります。

注意をしていただきたいのは「管理をしている側が向精神薬を増減させない」ということです。

■体調に変化を感じたら
いつもと様子が違う・体調不良が続いているようだなどという場合には医療機関の受診をすすめるようにするとよいでしょう。

■見守るという意識
精神に作用する薬を服用されている方においては、継続的な服用が求められるケースも多いものです。だからこそ、周囲にいる人たちが向精神薬や病についての理解を深めていくことも大切だといえるのです。見守るという意識が安心感を与え、よい状態へと導いてくれることでしょう。